配布元:冒険野郎のトムソーヤ様
座敷わらし・紅葉との一件より、数週間の時が流れた。
稲生修一郎は時折、過去の出来事を鮮明になぞらえた夢を見るようになる。
少年時代の友人であるイサミは、修一郎を天狗の弟子と思い込み、近付くが……。
■一本道ビジュアルサウンドノベル
■ 『あやかしよりまし』の続編
前作があっさりめだったのに対し、この続編はがっつり濃厚。
前作が夏目友人帳的だったとすると、こっちはぬ~べ~やうしとら的といった感じで
バトル要素が増えて熱いです。後半カオス!
登場人物が増えて、その人達に関係するいくつもの謎が複雑に絡められているし、
なかなか解明されない謎にあーでもないこーでもないと展開を想像させる楽しさもあって
物凄く読み応えがありました。
現在と過去の回想ストーリーが並行して進んでいく演出いいね。
1日が物凄く長く感じたけど、思わず「そんでそんで?」とぐいぐい読み進めてしまう。
イサミとソウシ、御堂と木葉の繋がりには終盤までずーーっと悩まされました。
※以下反転で大いにネタバレ
絶対何かあるのはわかっちゃいるんだけど、決定的な部分が見当たらなくて
えびめしでやっとコレだ!とは思ったものの、だからといって全ての謎が解けるわけじゃなし、
加えていくつもの引っ掛けのような演出に混乱させられ、最終的にわかった全ての元凶が
最初のほうは出てないあの人っていうのは少々脱力。
兄の心の変化に至っては取ってつけたように呆気ない…。
でも彼女の立場になって考えるとこれまた切なくて涙出ちゃったんですけどね(・_・、) グスン
彼女はワガママだったけど仕方ないよね。
母親もいない状況だし、父と兄はさぞ彼女を溺愛したのだろう。
それ故の悲劇で父は新しい奥さんを失くしたし、兄も御堂との間に深い溝が出来てしまったのだ。
御堂や修一郎、特に殺された御堂母なんかとんだ災難どころじゃないけど、
彼女に遠い異界の地で更生の余地が残されていて良かったと思う。
真相後の木葉が、なんだかすっきりした顔しちゃって(と感じた)憎らしい…w
稲生家の中に住み着いてる新たな妖達達もわらわらと出てきましたね!
中でも喋れる傘化けは修一郎にとって、頼もしい相棒だったように思う。
日記に反応を示すサトリが可愛かったです。
それまで虚ろなガチャピンみたいな目してたのが、修一郎が手にした日記の存在に気づいた途端
目がまん丸になったところ。
思わずキュピーン!!☆っていう効果音が聞こえた。
それにしても天狗はおいしい役だったなあ。
時々やってることや言ってることがホモくさいけど……そこがいい。
面を取った素顔を見せてよ!
- [一般]あやかしよりまし(1)
- [一般]あやかしよりまし逢魔(1)
- [一般]鬱夫の恋(1)
- [一般]グッバイトゥユー(3)
- [一般]探し屋トーコ(2)
- [一般]死に至る病(1)
- [一般]スターリーカラーズ(1)
- [一般]スターリーカラーズ~Truth~(1)
- [一般]スターリーカラーズ~one for all, all for one~(1)
- [一般]千変挽歌百不思議 邂逅編(1)
- [一般]千変挽歌百不思議 回向編(1)
- [一般]千変挽歌百不思議 遺構編(2)
- [一般]ch.657 eight queen(1)
- [一般]ファミリエ(1)
- [一般]霧上のエラスムス(1)
- [一般]ゆうとっぷ(1)
- [一般]隣人は静かに魔法少女(1)
- [BL]アルテール・エゴ(1)
- [BL]異邦世界2~青い恋の矢~(1)
- [BL]SALAMANDER(1)
- [BL]糖衣(1)
- [BL]真夏の扉(1)
- [BL18禁]機械の五感(1)
- [GL]異邦世界2~赤い恋の矢~(1)
- [BL18禁]たいぴんぐDEテイミング!(1)
- [GL]夏の日のレザナンス(1)
- [乙女]AKB (あえて空気ぶっ壊す)(1)
- [二次]Altor(1)
- [二次]ヘタ鬼~君と脱出したいRPG~(1)
- [二次]ヘタ鬼派生~No Title(1)
Powered by "Samurai Factory"