忍者ブログ
面白かったり続きが気になったりするノベル系フリーゲームの感想とメモ (‘┏Д┓‘ ) (ネタバレ注意ッ!!)
Posted by - 2024.04.25,Thu
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by あんじ - 2011.02.16,Wed
fuzzypython.jpg


配布元:FUZZY PYTHON様

特異な出生から、継承者となるべくして育てられた箱守 迩乃(ハコモリ ニノ)は焦っていた。育ての親である”フウ”が失踪して三ヶ月。冬休みを目前とした霧沙女学園にも不穏な空気が漂い始める。謎の転校生や護衛を名乗る男に戸惑う迩乃。やがて訪れた邂逅の瞬間に、彼女は「根源」となるものを垣間見る。
 
 千変挽歌百不思議 三部作、最終章開幕。
 
「さみしくないよ。わたしはもうオトナだから」

■学園伝奇ホラーアクション+恋愛ビジュアルノベル
■読む順番は 邂逅編→回向編→遺構編


待ちに待った三部作最終章!
これまで闇に隠されていた学園に纏わる謎が遂に明かされていきます。

今回の主人公は出生自体が謎の少女、迩乃。
彼女自体が未知の存在で、序盤はどういう心持ちで読んだらいいのか戸惑ったので
前作にも登場してる軟派な感じの矢高氏の存在が有難かった。

やっとこの学園の奥底にあるものの正体が判明ですよ!
遠い昔にこの地であった出来事を迩乃を通して目撃していくことになるのですが、
その不穏な地を象徴するかのようなアレが今でも学園の地下に存在すると知ったときが1番
…うへぁヘ(´Д`ヘ)(呪)

過去の事件は悲しくもシンプルなんだけど、そこから現在に至るまでに
御前や榊などが登場して敵対組織もできるわ、時の流れと共に多くの人が関わって
凄く複雑でややこしいことに。。

古矢音さん。この人は現代に存在していたけど、ずっと過去に縛られてたんですね。
彼は最後まで多くを語らず、去り際もとってもクール。

羽矢姫と阿波岐と古矢音さんの3人がほのぼの薬草取りに行ってた時代からしたら
現代の3人が置かれてる状況があまりにも酷いので、
これは羽矢姫の逆襲が起きても仕方ないレベル。。と思った。人の首持って旅に出るなし!w
実際、御前がスペアを生み出してしまうから迩乃はもろ被害被ってるわけだけど…
あと107体も。それに学園に関わった人物も。御前の存在自体も。


全てが終わり物語が収束に向かう場面の、光の泡が昇華していく画像と、
盛り上がりと哀愁を同時に感じさせる音楽がよく合ってた。
全体的に話の内容に合わせた選曲が素晴らしかったです。
存在感のある独特な曲にも決して文章が負けてなかったし、むしろこの世界観の
怪しい部分は更に怪しく訝しく、良い相乗効果になってたと思う。

恋愛面では迩乃達含め何組かのカップルが誕生したけどフツ達のところは最後まで…
元々糖分控えめの2人だったけど、生前なんか思いすら通じ合ってなかったような…。
ようやっと心を繋げることが出来た今、だけどもやっぱりほろ苦の2人なのでした(ノ_・、)

昴は今回、最初のほうこそ不憫だったけど、忘れられてても2人の絆は健在に思えたし
最後はしっかりラブラブで安心しました。
特撮オタのくせに2人きりの卒業式の演出とかもうなんなのこの人~!大好きw


三部作合わせると今まで読んだフリゲの中で最長の作品でした。
合計で何時間かかっただろう?いつも数日かけて読んでたので正確な時間はわからないけど
とにかくボリュームたっぷりです。最後まで見届けることができて良かった。お疲れ様でした♪

PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks

Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]