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面白かったり続きが気になったりするノベル系フリーゲームの感想とメモ (‘┏Д┓‘ ) (ネタバレ注意ッ!!)
Posted by - 2024.05.17,Fri
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Posted by あんじ - 2009.11.13,Fri
cofworks.png


配布元:COF*Works様

坂崎慎吾の夢は、推理小説のような探偵となって大活躍することである。
そんな希望に満ちた彼が訪れた探偵事務所。そこの所長は見るからにだらしない若い女性で……?
「彼女」と「彼」の物語が始まる。

■複数の視点から物語を追う探偵ゲーム


サンプル画面を見て紫髪の少女がトーコだと思い込み、ロリ探偵はちょっとなー…
とか敬遠してた時間よカムバック…!

トーコさんは24歳のお姉さんでした。
それも夢見がちな少年坂崎の甘い考えなんて容赦ない正論で叩き潰してくれる、
とっても現実主義なお姉さん。切れ味抜群です。読んでるこっちまで気圧されてくる (@Д@;


かつて自分も探偵という職業に憧れたことがあって、さっそく求人情報誌をチェックしてみたら
近所で募集かけてるとこは【普通免許】と【弁護士資格】が必要で (゚ρ`)ァー…ってなったことがある。
免許は持ってるけど弁護士資格は…ねぇ。志すものがないと難しいさあ。
場所によっては資格がなくても雇ってもらえるとこもあるんだけど、私の場合は一時の気の迷い
みたいなもんで覚悟もなにもあったもんじゃなかったので。
この作品と出合ってまた一歩探偵という職業から足が遠のきましたw

っていうのは、この作品を読んでると探偵という身の置き方がどういうものなのか参考になる。
他人の粗探しが主な仕事に加え、首を突っ込んではいけない絶対的な境界線がある。
その判断が非常に難しそうなのです。現場的にも法律的にも。
私みたいな感情移入し易い人間だと、依頼主の身の上話に同情しちゃったらもう冷静な判断が
出来なくなって、いらんことに首突っ込んで訴えられそうそうだw …orz

というわけで1話で早くも涙ですよ…(;_;)
こーいう、温かさのあるもどかしい話が好きってのもあるけどね。。

困ってる人が目の前にいる→可哀想!
そこで同情に止めておくか、手を差し伸べてみるか。これは難しいところだよね。

だから2話の最後で彼女に下した判断は予想してたにも関わらず意外だった。
けどやっぱり、決して甘くないのがトーコさんでしたw

ちらっと匂わせる坂崎の家庭事情は勿論気になるんだけど、
トーコさんの性格を形成するに至った過去話なんかも知りたいなあ。

文章が安定してて上手いのですぐに物語にのめり込むことができました。
ただ、調査の部分はちょっと難しくてグルグルしてしまった。タバコも意味あったのねw
登場キャラの中では片桐が美味しい役だなってニヨニヨしてます。

1話完結型のシリーズ物らしく7話で完結してるので、まったりやっていきます♪

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Posted by あんじ - 2009.11.07,Sat
fuzzypython.jpg


配布元:FUZZY PYTHON様


 時は初夏。三年に一度の「霧沙女祭」の開催に胸が高鳴る主人公・葦原 那岐(アシハラ ナギ)は文化祭実行委員に名を連ねる。ひょんなことから、学園に流れる噂を管理する「噂屋」に任命されてしまうが、那岐は無事に文化祭を開催させるために噂屋を引き受け、奔走する。
 だが、那岐の目的はそれだけではなかった。那岐は譲れないものを守るため、学園に巣くう闇へ立ち向かう。
 
「……先生。思い出を、消しちゃうんですか?」
 

■学園伝奇ホラーアクション+恋愛ビジュアルノベル
(★悲恋 ハッピーエンドではありません)
お気に入り


前作と今作では一応主人公が違うんだけど私は断然、今回の主人公那岐が好きッスね~!
行動理由に納得がいくというか。布津には「ん?」ってなる場面が多々あったので。
大まかな話の流れもわかって、キャラに感情移入する余裕がでてきたってのもあるかも知れません。

今回は学園に纏わる根深い部分にも踏み込んでいく&三人称で色んな視点から物語が
進んでいくので部分部分で途切れる話を自分なりに繋げていくのに結構頭を使いました。
忘れっぽいからメモをとりとり

謎が散らばりまくっているのに、そんな伏線をさらっと回収しているのが凄いです。
回収して新たな謎に塗り替えてたりもするから、勿論まだ残ってる謎もあるんだけどね。
那岐があそこで聞いた話とか、古矢音さんは一体何者なのかとか、兄先生とか!
他にも細かいのを数えたらいっぱいあると思われる。
個人的に兄先生と鉄崎藤継と千早の話が1番気になるところです。次作最終章に期待。


学校に出るヤタガラスの正体には早くから目をつけてましたよ! [榊]_☆)キラーッ
不在のタイミングとか、顔の一部の特徴で何となくそうじゃないかと思ってたんだ。
ナギには散々変態とかストーカーとか言われてたけど、私はタキシード仮面さまっぽいと思ったw
かっこよかったよヤタガラス。好きよヤタガラス。

そんなこんなでヤタガラスに気をとられてたせいか、彼より綾ちゃんのほうが驚きでした。
のほほんキャラだとばかり思ってたからすっかり騙されてたよ!

今回は噂屋が1人じゃなかったり、意図的に噂を具現化させたりと
一方的に恐怖を味わうだけじゃなくこっちからも反撃できるので怖面白かったです。
ヒッパルさんかわゆ…けど近い!近いんだよーッ!
ナギもびびってたけど私も今回この場面で1番びびってしまった…w


そして話は佳境へ…

誰よりも思い出を大切にしたがっていた那岐に纏わるエトセトラと、
隠されていた事実に決断を下す那岐が悲しすぎる…。
最終日のミクビツギ後、屋上でヤタガラスと話してるとこは涙が止まらんかった…。
っていうかもうこの辺から最後のご褒美とか現実とかあっちの2人とかやばすぎて
ずっと泣きっぱなしだったようわぁん(TдT)

何度も絶望を見てきた一途な彼も切なすぎる。
こんなの知っちゃったら……これはもう惚れるしかない。


音楽もたまらんです
【ニコニコ動画】千変挽歌百不思議 個人的良曲集
 ここの22:10から始まる曲が特にお気に入り♪

 

最後に
待っていて。そして目覚めたときには、きっと傍にいてね。

Posted by あんじ - 2009.10.31,Sat
fuzzypython.jpg


配布元:FUZZY PYTHON様

 都市伝説の収集が趣味の主人公・神坂 布津(カンザカ フツ)は怪談の多さで有名な学園へ入学したが、そこには長い因縁と陰謀に満ち満ちた怪奇が隠されていた。
 好奇心から学園の「百不思議」の調査に乗り出す布津だが、やがて仕組まれた怨念との闘いへ身を投じることとなる。
 始まりはどこからなのか。様々な思惑が絡み合い、布津が最後に選ぶのは・・・?
 
「時に忘れ去られても、私だけは覚えていよう。」

■一本道学園伝奇ホラーアクション+恋愛ビジュアルノベル


女主人公でここまで流血バトルがある作品って珍しい気がする。
恋愛要素も小匙一杯程度とほんのりです。

ホラー要素は怖かった…(((;゚Д゚)))ガクガク
開始数分で早くも怖気づいた私のチキンハートがその後どうなったかは、ご想像にお任せします☆

(何度木っ端微塵に砕け散ると思ったことか…orz)


登場人物の中ではR指定のハウネブが好き、というか気になりました。
あの部分のおかげでインパクト大です。引くか笑うかのどっちかだろうけど、私は笑ったw
翻訳が必要でも一応会話は成立してるから、疲れるけど憎めないキャラだよね。

ストーリーは、まさか花子があんなふうに絡んでくるとは思わなかった(;_;)
3人で過ごす4時間が1番好きな場面だったんで余計にきたよ…。

武内先生も私的に安心する人というか、距離感が心地良くて好きな人だったので悲しい…。

最後の思いがけないサプライズにまた涙。
でもなぜだか不思議と気分は清々しいんですよ。
久しぶりに嬉し泣きというのを味わいました。


物語はこの邂逅編でも一段落ついてるけど、謎は残されているので
次作の回向編に引き継ぐ形になるんだと思われます。続きが気になります。



最後に
あんなに大変な思いをしたのに、それで終わりじゃない。
今は再び決戦の時を迎えるだろうその日が来ることを待ち遠しく思う。

…でもちょっと休憩するかもしんない(ノ_・、)

Posted by あんじ - 2009.10.15,Thu
rinjinmahoushoujo.jpg


配布元:交信局ソフトウェア様

夜の街。
いつものように破壊活動を行う悪の組織と、
いつものように悪の組織を退ける正義の味方。
 
これはありふれた魔法少女の物語。
 
魔法少女の正体が、
30歳の男性であることを除けば……
 

心地良い時間は、ずっと続くものだと思っていた。

■性別超越ADV
■エンディング数 3

・なんにでも萌えられる
・超展開が許せる
・魔法少女になりたい
・コーヒーを噴きたい
・おおらか
・寛容
・振り向かない

そんな人にオススメだそうです。
確かにこりゃ男性向け女性向けっていうよりカオス向けだw

絵は凄く綺麗で上手いし、文章も読みやすいです。
地の文がナレーション語りなのも独特。なによりぶっ飛んだ設定が素敵。

カオスな内容が至って真面目に繰り広げられていくので、途中までは画面の中と
画面を見ている自分との温度差が正直物凄かった。
それも徐々に慣れてくると、今度は会話の中に「メタモルシロップ」とか出てくるだけで

;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )

何かもう変なツボに入ってしまったようです。


ノマ百合BL女装要素が入り乱れてるからダメな人はダメかも?どうだろ。
どれも美味しくいただける私の最萌えはユーマとモスオの主従関係だな!
ユーマ可愛いよ~。あの子なら男でも女でも、どっちでも構わないw

Posted by あんじ - 2009.10.10,Sat
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配布元:死に至る病様

食料難の世の中。
仲間達とスーパーを襲撃して食いつないでいるナオ。
ある日の襲撃後から、全てが変わった。
狂い始めた価値観と、ルールを失った社会。
閉鎖的な病院の中で突然息絶える人々。
いったい何が起こっているのか──。
ミステリー要素を含んだサスペンス。
波に呑まれながら、必死にもがくナオが迎える結末とは。

■サウンドノベル
■エンディング数 10


終末系とちょっぴりSF、サバイバル要素も含まれる内容でした。
加工具合(?)というか背景に使われてるレトロな配色が好み。

1週目でいきなりトゥルーED ( ̄▽+ ̄)v
 
続けてトゥルーEDクリア後に追加されるハッピーEDを見たんだけど
物語は私の中で完結しちゃってたんで、こっちはトゥルー後のナオが
寮の部屋で一人眠ってる時にでも見た夢って感じがして余計に切なくなった…。


あらゆる可能性を考えて行動してるナオに共感できます。
友達の彼女を意識している男性の思考がとてもリアルだと思ったし、トゥルーのナオ、あんた漢だ!

食べ物のことで何かしてる描写が好きなんで、そんな場面が結構あって嬉しかった。
勿論その中に 人肉 は含まれてないけどね…!
スーパーから盗んできた戦利品を隠すとこのシーンがお気に入り。
ムショ~病院、病院で置田に出会う辺りはもうドキドキの連続でPCに釘付けのあまり目が乾いた。

作中に出てくる雪山の映画は『ALIVE-生きてこそ』だね。
私も見たことある。壮絶な内容だったからあれは今でもかなり印象に残ってる。

現在日本の自殺者は年間3万人超え。自殺予備軍はそれ以上にいるでしょう。
考え抜いた末に 自殺を選ぶ人にとっちゃ便利なシステムだろうな。
実際日本に拳銃があったらその手軽さから自殺者数も凄いことになる 
って聞くしさ。

そう遠くない未来に、こんなシステムが開発されてしまうのだろうか…。

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