Novectacle(ノベクタクル)様
「目が覚めたとき、僕たちは記憶を失っていた」
霧の魔女名義で開かれた同窓会に、六人の男女が赴いた。
同窓会の場は、かつて彼らが寝食を共にした、フランス・ストラスブール。
昔の友人たちと、過去を懐かしみながら、小旅行を行う――そのはずだった。
しかし、男たちが乗る車が何者かによって襲撃され
次に彼らが目を覚ました時、彼らは、古ぼけた洋館にいた。
「おまえは恐ろしくないのか!? この、意味のわからないっ、現状を……!」
「記憶を失っても、そういうのは残っているらしいなあ――またひとつ発見だ」
「今、僕たちが仲間割れしたって、意味がないだろ!?」
記憶を失ったという彼らの、不安定で、一触即発の雰囲気の中
閉ざされた扉が開く――。
そこに現れたのは、状況を知らない、あまりに無垢で、明るい女たちだった。
--------------------------
思い出さなければいけない記憶。
思い出してはいけない記憶。
同窓会に来ないはずだった女。
集団記憶喪失が起きても、恋人の愛だけを確認する女。
真実をひた隠しにする男。
見知らぬ人間の眼差し。
この世の中に存在する、隠された事実。
それらがひとつひとつ、明らかになる度に、彼らの運命は壊れていく。
悲劇と、絶望へのカウントダウンが始まった。
総勢九名のキャラクターが織りなす、サスペンスストーリー。
「……それで、誰が霧の魔女だと言うのだね?」
■「僕を証明するのは、記憶か環境か」閉鎖された館で起きるサスペンス群像劇
最初から得体の知れない不穏な空気に包まれてるんですが、
決定的な問題が発生しても戦場でパスタのお国柄とか僅かに笑い要素もあって、
まだなんとか救いがあるんじゃないかとか思ってるうちに…(´・ω・`)
以下ネタバレ
クローンが題材のお話は漫画や映画で見たことあるんだけど、
この作品ではクローン側の裏生活は深く書かれてないので想像力が必要です。
部分的なスペアじゃなく違和感なくまるっと入れ替わるには、どんな場所でどんな教育が施され、
記憶を弄られているんだろうか。
全てを知ったネインが、クローンであり続ける胸のうちの痛みをメルに打ち明ける描写が巧みでした。
クローン同士でも惹かれあってしまったメルと彼女が表と裏の世界で一旦お別れしたあと、
こんな風に再会するしかないところも悲しい。
最愛の人物が死んじゃって、本人が生き返るならまだしも本人以外の記憶を持つクローンが
戻ってくるって不気味じゃないか…?
赤ちゃんならなんとかなりそうだけど、ある年齢いったら勘弁してほしい。
何か、男性陣がかわいそす…
マリーア連れて逃げるつもりだったヤコポせつねえ(´・ω・`)
読後、気分はちょっと沈みますが、
とにかく絵が美しかった。メル兄さん美少年過ぎる!
登場人物はみんな西洋人、服装も昔の衣装を身に付けてるので雰囲気が◎
ポーリーンだけ改造着物っぽい?
何も知らずにプレイしてましたが、
この作品は番外編でサイトではまったく別のお話の体験版もあるようです♪
配布元:FUZZY PYTHON様
特異な出生から、継承者となるべくして育てられた箱守 迩乃(ハコモリ ニノ)は焦っていた。育ての親である”フウ”が失踪して三ヶ月。冬休みを目前とした霧沙女学園にも不穏な空気が漂い始める。謎の転校生や護衛を名乗る男に戸惑う迩乃。やがて訪れた邂逅の瞬間に、彼女は「根源」となるものを垣間見る。
千変挽歌百不思議 三部作、最終章開幕。
「さみしくないよ。わたしはもうオトナだから」
■学園伝奇ホラーアクション+恋愛ビジュアルノベル
■読む順番は 邂逅編→回向編→遺構編
待ちに待った三部作最終章!
これまで闇に隠されていた学園に纏わる謎が遂に明かされていきます。
今回の主人公は出生自体が謎の少女、迩乃。
彼女自体が未知の存在で、序盤はどういう心持ちで読んだらいいのか戸惑ったので
前作にも登場してる軟派な感じの矢高氏の存在が有難かった。
やっとこの学園の奥底にあるものの正体が判明ですよ!
遠い昔にこの地であった出来事を迩乃を通して目撃していくことになるのですが、
その不穏な地を象徴するかのようなアレが今でも学園の地下に存在すると知ったときが1番
…うへぁヘ(´Д`ヘ)(呪)
過去の事件は悲しくもシンプルなんだけど、そこから現在に至るまでに
御前や榊などが登場して敵対組織もできるわ、時の流れと共に多くの人が関わって
凄く複雑でややこしいことに。。
古矢音さん。この人は現代に存在していたけど、ずっと過去に縛られてたんですね。
彼は最後まで多くを語らず、去り際もとってもクール。
羽矢姫と阿波岐と古矢音さんの3人がほのぼの薬草取りに行ってた時代からしたら
現代の3人が置かれてる状況があまりにも酷いので、
これは羽矢姫の逆襲が起きても仕方ないレベル。。と思った。人の首持って旅に出るなし!w
実際、御前がスペアを生み出してしまうから迩乃はもろ被害被ってるわけだけど…
あと107体も。それに学園に関わった人物も。御前の存在自体も。
全てが終わり物語が収束に向かう場面の、光の泡が昇華していく画像と、
盛り上がりと哀愁を同時に感じさせる音楽がよく合ってた。
全体的に話の内容に合わせた選曲が素晴らしかったです。
存在感のある独特な曲にも決して文章が負けてなかったし、むしろこの世界観の
怪しい部分は更に怪しく訝しく、良い相乗効果になってたと思う。
恋愛面では迩乃達含め何組かのカップルが誕生したけどフツ達のところは最後まで…
元々糖分控えめの2人だったけど、生前なんか思いすら通じ合ってなかったような…。
ようやっと心を繋げることが出来た今、だけどもやっぱりほろ苦の2人なのでした(ノ_・、)
昴は今回、最初のほうこそ不憫だったけど、忘れられてても2人の絆は健在に思えたし
最後はしっかりラブラブで安心しました。
特撮オタのくせに2人きりの卒業式の演出とかもうなんなのこの人~!大好きw
三部作合わせると今まで読んだフリゲの中で最長の作品でした。
合計で何時間かかっただろう?いつも数日かけて読んでたので正確な時間はわからないけど
とにかくボリュームたっぷりです。最後まで見届けることができて良かった。お疲れ様でした♪
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11839883
作者:おせろ様
イタリアの提案で、世界会議場から歩いて3時間の山の中にある、お化けが出ると噂される洋館にやってきた米普露加伊日英仏中独。
役者が揃ったこの舞台で、彼らの「何度目かもわからない何度目かの世界」が始まる…。
■ヘタ鬼派生の三次創作
■文字を読む動画
※続き物なので一気に完結まで読みたい派は要注意
記憶を引き継ぎ、1人孤独を繰り返すイタリア。
彼が辿る無数に枝分かれした時間のうちの1つの世界を三次創作されています。
ヘタ鬼ファンにはたまらない動画なんじゃないかと思われる!
まず、この世界での「イタリア」を演じ始めようとするイタちゃんがいる…
って描写だけでもう軽くへこみます。切なさが標準装備。
更にこの世界は作者さんの注意書きにあるようにひたすら鬱展開となっていて
個々の思い込みで疑心暗鬼に、誤解をとこうとしてそれが裏目に。
辛辣な言葉で相手を傷つけ、皆の心はバラバラというなんとも痛々しい世界であります。
それでも前へ進もうとするイタちゃんにとってこの世界は余りにも厳しく、
もうやめたげてえぇぇ!これ以上イタちゃんイジメんといてえぇぇ!!
と思わず親分口調で嘆かずにいられない…。
いつか全員で脱出する未来の為に決して無駄な世界ではないんだろう、けど!
6話後編悲しすぎだよおおお!!(泣)
地下に向かう扉の前で日本がイタリアに声を掛けて、2人の時間が重なっていたら…
それもつらいかも知れないけど、今の状態よかイタちゃんの心は救われたのかな(;_;)
本編では全てが報われるってわかっていても、
この世界の、何もかも1人で抱え込んでるイタちゃんが可哀相で仕方ないです。。
だけど最後まで見届けるぞおぉい!
最後に
ろっさまの電話の相手は目から鱗でした!
これが正解なら本編のろっさまに安心できる(‘┏Д┓‘ )
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8340637
作者:トモヨシ様
イタリアに誘われ、世界会議場から歩いて3時間の山の中にある、お化けが出ると噂される洋館にやってきた日伊独普。この館に閉じ込められてしまった彼らは、同じくアメリカの誘いでやってきた米英仏中露加と協力し、洋館からの脱出の道を探るのだが…
■青鬼+ヘタリアで二次創作
■文字を読む動画

この作品は【青鬼】という謎解きホラーアドベンチャーのフリーゲームを舞台に、
【ヘタリア】のキャラクターと世界観を使ったダブルパロディです。
※続き物なので一気に完結まで読みたい派は要注意
フリーゲーム…とはちょっと違うけど、それに近い文字を読む動画になっていて
素晴らしく良く出来ている作品なのでどっちも好きな人には絶対おすすめ!
シナリオのオリジナル要素は強めなので戦闘シーンなんかもあります。
各国の方々のメニュー画面も必見w
国名の横にある称号(?)や持ち物、技の名前などなど随所に笑いどころが(^m^)
勿論ストーリー上でもこれでもかってくらいヘタリアネタが散りばめられている。
祖国の「遺憾の意」使いどころが可愛すぎるw
言葉使いやセリフまわしに違和感ないです。○○だったらこのタイミングで絶対言ってそう~!
って感じで文字を読んでるのに脳内ではアニメの声優さんの声で再生される不思議。
最初のほうは本家ホラー+コメディ路線なのかな~と思ってたんだけど、
6話辺りから私が好きな感じの時空系展開が登場して、話は更に深く面白く!
(だってパラレルとかループ、大好きなんだよ~。中2病でも構やしないよ!)
祖国は勿論のこと、プロイセンかっけぇ…ていうか皆に見せ場があってストーリーも
時系列入り乱れながらちゃんと進んで、更に歴史も取り込みつつで凄すぎる。
そしてイタちゃんが切なすぎて泣ける…。イタちゃんのセリフ一つ一つが苦しい…。
2週目をイタちゃん視点で、最初からイタちゃんのセリフに注目してみるとまた面白いです。
6話以降、何度も涙腺がやばくなるところがあるのですが、
10話~辺りはもう堪えきれずに目から大量のぱぁすた~…。・゚・(=ヮ=)・゚・@。
ひとまず話の整理ができて、親分とロマーノも加わって、みんなの心も1つになり、
さあ脱出か!と思いきや…そう事は上手く運ばないのだね。
てかろっさま!何してるん。
日中露とベラルーシ、ウク姉のとこ凄く感動したんだぞ;;
でもって助けてカナダの存在感!
まさかこの世界でもゴールに辿り着けないというのか…?
なんという鬼畜展開なんだイタリア~!イギリス~!
happy edきぼん!今後の神聖ローマの登場も凄く楽しみです。
最後に
私は元々枢軸+プロイセンとトマト親分が好きなんだけど、
この動画を見てからというもの、みんなが愛おしい。愛しくてたまらねぇある!
欲を言えばギリシャさんも登場してくれればと…!←彼も和むので好きだ
誰一人欠けることなく幸せになって欲しいと世界規模で願いたくなる動画、ヘタ鬼。
時にはギスギスしても、ここぞって時は団結する。そんな関係いいよね。
笑えて、泣けて、熱いストーリー。特に同盟のくだりが最っ高!
現実に置き換えてみたりしてまた色んな思いが胸に押し寄せてしまいますな。
ダブルパロで二次創作というとかなり見る人を選びそうだけど、
内容は凄く良いものなので多くの人に見てもらいたいと思います。全力でおすすめ!
らくがき① フェリシアーノ
「……白旗なんて、あんなの振っても、皆を守れない。だから俺、ちゃんと頑張るって決めたんだ…」
らくがき② 2度目の世界(激しくネタバレ)
らくがき③ もう1回!もう1回!
配布元:冬の妹様
たった一人の肉親だった母が死んだ。
天涯孤独となった俺は叔父を頼り、父方の実家がある茂狩村に移り住むこととなった。
頭をよぎるのは、幼い頃から執拗に繰り返された言葉。
「だから蘇芳、何があっても絶対にあの村に帰っちゃいけないよ。
例え肉体は滅び、神として崇め奉ろうとも、鬼の恨みは永劫消えやしないんだ――」
気難しい叔父に戸惑いつつも、優しい友人や美しい風物に囲まれて、次第に新しい生活に慣れていった頃。まるで見計らったかのように、世界は、糖衣の下の毒を覗かせた。
――鬼がいるから帰ってはいけないのではない。この土地には最早、鬼しかいないのだ。
※流血、暴力表現、BL要素が含まれます。
※今作には特にショッキングな表現や演出が含まれますので、心臓の弱い方、ホラーの苦手な方は充分ご注意ください。
■インモラルホラーBLノベル
待ってましたー!冬の妹さんの3作目です!
てなわけで誰が危ない奴なのか、初っ端から疑り深く読み進めてみることに。
でもさ…
みんな怪しい奴等ばかりなんだよ蘇芳ママン
それに、怪しいというか危険な香りのするメイドガイも健在である。
まず表の浦戸ルート。
転校初日のお迎えであきらかな怪しさを醸し出す浦戸。
彼のお手製虫除けスプレーだなんて、実は鬼を呼び寄せる効果があってあわや大惨事に!?
とか想像して勝手にハラハラしてました。
それにしてもこの2人、終始頬を赤らめる場面が多過ぎである。仲良きことは美しき哉…ニヤニヤ
蘇芳が「ん、うまうま」ってご飯食べてるとこがかっ、可愛い~!こんな猫いそうよね。
豹変っぷりは凄まじかった。しかも中身を知れば知るほどツンデレ部分が溢れ出すというw
ドSなのか、何なのか、とにかく憎めないキャラでした。
優男も良かったけど最強貴族様はもっと良かったです。こっちのがかっこええ!
でもね、2人だけの体の関係をあんな風に第三者に話すなんて、そこだけはひどすと思うんだよ。。
あと途中まで蘇芳が攻めだと思ってました。
事後報告らしき描写であんた達いつの間に…しかも、そっちー!?と気づくw
1粒で2度おいしいです(?)
裏糖衣
3つのEDを見てもまだ謎がいくつか残ってたんで、また最初からプレイしたら裏になってました。
おまけ的な話なのかと思ったらこっちも本編で、表より長いような?グロ度もup。
スケッチブックに毎度びびる。ゲストには、なんとあの方達が登場!
表で散々不憫な扱いだった鴻森くんが裏ではどうなるのか、密かに鴻森×浦戸要素を期待。
と、思ったのも束の間。
…ちょw ちょっとぉぉおお!まれひこさぁああん!!?
全く、目先の欲に囚われちゃダメでしょー。お馬鹿さんなんだから☆
浦戸衆や最大の謎に関することを除けば尊也さんとの穏やかな日常は心地よい。
津野田先生の価値観や、セリフの所々には結構考えさせられるものがあって、
最後の、尊也さんの思う友情のあり方が良かった。いいものを見ました。
糖衣毒
ヤシロさんルートで短いお話。
まず、これまでの過程で登場のタイミングが絶妙だったり、潔良くてかっこ良いヤシロさんを
いっぱい見てきてるので、私のヤシロさんへの高感度はとても高いものとなっている。
なので、言葉使いのギャップやばかったよ!たまらん~!
元々のヤシロさんがあれだから、萌えというより何かこっぱずかしい感じなのだがw
どうも自分は【執事系キャラの丁寧語→タメ口】ってのに弱いみたいだ。
生い立ちは知ることが出来たものの、メイドガイ以外の顔はまだまだ得体の知れない人です。
他にどんな顔を持っているのか、一生かけて知りたいよ。
最後のほのぼのした幸せそうな絵も良かったです。
というわけで蘇芳以外ではヤシロさんが1番好きかなv
最後に
しょくしゅとか ばっちこい だよ!
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